JAIC(ジェイック)と他サービスの違いとは?無料研修や利用者の評判を解説

転職支援サービスの「JAIC」は、他のサービスとは少し異なる特徴を持ちます。無料で就職講座を受けることができ、この講座では社会人に必要なビジネススキルが学べます。

また、講座を受けた人は書類選考なしで優良企業複数社との面接を受けられる、というメリットもあり、最短2週間前後で就職活動を完了させることが可能です。

今回は、JAICの求人数や対象地域、無料就職講座について解説します。最後までご覧になれば、JAICというサービスの魅力が深く理解できるはずです。

目次

JAICの特徴を紹介!求人数や対象地域は?

JAIC

「JAIC(ジェイック)」は、1991年設立の株式会社ジェイックが提供している転職支援サービスです。既卒や第二新卒、フリーターの就職支援に特化したサービスで、利用者は主に20代〜30代の若年層を対象としています。

JAICは既卒・第二新卒の就職支援、女性専門の就職支援、中退者専門の支援、新卒学生の就職支援といったように、状況別にサービスが分けられているのが特徴です。「未経験者OK」の求人も豊富にあるため、職歴・学歴・スキルに自信がない人でも、正社員として活躍できる場を見つけやすい傾向にあります。

JAICを通じて転職をした利用者の約80%が正社員として採用されており、人数としては1万人を超えています。また、完全無料の研修を通して基本的なビジネススキルを学べるため、社会人経験が少ない人でも安心して就職活動を進められます。

社会人に必要なマナー講習や営業研修などを勉強できるため、実際に転職する前に自信を培うことができるでしょう。

JAICの求人数はどれくらい?

JAICの求人総数は噂では5,000件以上だとされていますが、公開求人数・非公開求人数ともに公表されていないため、実際のところはわかりません。

紹介求人の職種は、営業職・技術職・事務職が多い傾向にあります。そのほか、製造業や商社、サービス業、IT関連など、幅広い求人を抱えています。

JAICの対象地域は?

JAICの本社は東京の神保町にあり、支社は横浜・東北・名古屋・大阪・広島・九州に展開されているため、対象地域もそれらのエリアに限定されます。住んでいるエリアが該当していれば問題なく利用できますが、それ以外だと快適に利用するのは難しいと言えるでしょう。

JAICと他サービスの比較

JAICのほかにも、転職支援サービスは複数存在します。サービスによって強みや特徴が異なるため、他サービスの内容を比較して自身に適したものを見つけましょう。

社名 JAIC マイナビエージェント リクルートエージェント dodaエージェント ハタラクティブ DYM就職 就職Shop
求人数※ 非公開 非公開 549,133件 159,866件 1,170件 非公開 約11,000件
年代 20代〜30代 20代~30代 20代~50代 20代~50代 20代 20代~30代 20代
年収目安 200~340万円 300~500万 300~700万 300~700万 300~450万円 200~400万円 250~450万円
特徴 ・フリーターから正社員の就職に強味
・『就職カレッジ(旧営業カレッジ)』という1日または7日間の研修あり
・JAICが厳選した企業のうち20社まで書類選考なしで面接可
・20代向けの転職エージェントで満足度No1
・20代の登録者数No1
・サポートが手厚い
・総求人数No1、非公開求人も多数
・業界最大手で知名度がある
・幅広い業種、職種の案件を取り扱っている
・転職者の8割が利用
・求人掲載数が多い
・年収査定ができる
・幅広い業種、職種の案件から厳選して紹介してもらえる
・職歴・学歴・スキルを重視しない求人を多数抱えている
・キャリアプランが決まっていない人でも利用できる
・専任の就活アドバイザーに相談しながら転職活動を進められる
・既卒・フリーター・ニートの就職に強い
・就職できるまでエージェントの手厚いサポートを受けられる
・多数の優良企業を紹介してもらえる
・利用者の9割近くが20代
・未経験者向けの求人がたくさんある
・100%直接訪問して取材した企業だから安心
地域 関東・関西・東海 北海道・関東・関西・東海 全国 全国 東京・神奈川・埼玉・千葉・大阪・愛知・福岡 東京・札幌・仙台・名古屋・大阪・広島・福岡 東京・神奈川・埼玉・千葉・大阪・京都・兵庫
業種 営業職 営業、IT、マーケティング 総合 総合 ITエンジニア、接客・販売、営業 営業、エンジニア、販売、マーケティング、事務・管理 総合
登録するべき層 フリーター、未経験、既卒、中退の20代 20代 全員 全員 社会人経験・学歴・スキルに自信がない人 20代 20代
※求人数は2022年9月22日時点での情報です。

上記のように、転職支援サービスに応じて対象地域から職種、求人数まで大きく異なります。JAICは20代~30代の若年層をターゲットにしているサービスで、7日間の研修や手厚いサポートを売りにしている一方、「リクルートエージェント」や「dodaエージェント」は圧倒的な求人数を誇るため、多種多様な求人の中から好みに応じて選択できるのが魅力です。

さまざまな転職支援サービスがありますが、複数を同時に利用することも可能です。サービスごとに異なる非公開求人を抱えているため、組み合わせて利用することで、好みの求人をより見つけやすくなります。

JAICがおすすめの年代・職種は?どんな求人が多い?

JAICの利用に向いている年代は、20代〜30代の若年層です。若年層を対象とした求人は個人でも見つけやすいものの、就職活動の進め方がわからなかったり、職歴に不安があったりする場合があるでしょう。

そんな人はJAICを利用すれば、まったく社会人経験がなかったとしても、手厚いサポートを受けられるため、就職活動をスムーズに進められます。

また、JAICには7日間の研修があり、複数の企業と面接をする「面接会」という方式を取っているので、JAICを通して就職活動を行えば、書類選考なしで面接に進むことが可能です。集団面接から個人面接に進んでいく流れなので、各企業と面接を重ねていくうちに、自身のアピールポイントをうまく見つけることができるでしょう。

なお、JAICでは営業職・技術職・事務職といった職種の求人が多いため、その分野に長けている人材にも向いています。

おすすめできない年代・職種

JAICの利用に向いていない年代は、40代〜50代のミドル層です。また、正社員という枠にとらわれず、多様な働き方を実現したい方にもおすすめできません。

全体的な傾向として、社会人経験の浅い20代を正社員として採用したい企業が多いため、ミドル層だと好みの求人が見つかりにくいのです。正社員以外の雇用形態で募集している求人もありますが、求人数が一部に限られることから、満足に就職活動を進められない可能性があります。

加えて、自身のペースで転職活動を進めたい方にもおすすめできません。JAICは研修制度やサポート体制が整っている反面、キャリアアドバイザーの目を気にする必要があるため、じっくりキャリアプランを考えていきたい方には向いていないのです。

ミドル層向けの求人が少ないことから、管理職や経営幹部など、ハイクラス求人を希望する場合にも適切ではないと言えます。これらのケースに該当する場合は、他の転職支援サービスを併用することをおすすめします。

JAICを利用するメリットとデメリット

JAICに限った話ではありませんが、転職支援サービスにはメリットとデメリットがあります。JAICを利用する前に、以下のメリット・デメリットをご確認ください。

JAICを利用するメリット

まずは、JAICのメリットから見ていきましょう。

JAICのメリット
  • 入社後のサポートが手厚い
  • 研修で社会人に必要なスキルが身につく
  • 複数の就職支援サービスがある

それぞれ順番に解説します。

入社後のサポートが手厚い

1つ目のメリットは、入社後のサポートが手厚いことです。JAICは内定・入社をゴールとするのではなく、就職経験の少ない方でも長く働けるよう、研修セミナーなどの手厚いサポートを行っています。

また、入社後に不安点や疑問点があった場合、担当者とはLINEで気軽にやり取りできるため、安心して社会人生活を送ることができます。

研修で社会人に必要なスキルが身につく

JAICでは、転職者に合ったオリジナルの研修を実施しています。社会人に必要な基本マナーや目標設定のやり方、コミュニケーションスキルといったように、研修では多くのことを学べます。研修で学んだことは就職先でも役立つため、価値の高い人材として活躍できるのです。

複数の就職支援サービスがある

複数の就職支援サービスがあることもJAICの魅力です。JAICでは、通常の就職カレッジをはじめとし、女性専用コース、中退者コース、新卒カレッジなど、複数のコースから選択できます。それぞれに応じた研修や支援サービスを受けられるため、効率的かつ確実に就職活動を進められます。

JAICを利用するデメリット

続いて、JAICのデメリットを解説します。

JAICのデメリット
  • 研修がキツいと感じる場合がある
  • 高年収の求人が少ない
  • アドバイザーの意向が強く反映される

1つずつ詳しくお話します。

研修がキツいと感じる場合がある

人によっては、JAICの研修がキツいと感じる場合があります。研修では講師の話をただ聞くのではなく、課題なども積極的に進めなければなりません。研修期間も1週間前後あるため、強要されていると感じる可能性があるのです。
とはいえ、この研修を乗り越えれば、前述したように社会人に必要なスキルが身につきます。丁寧な研修を実施している就職支援サービスは少ないため、メリットと捉えることもできます。

高年収の求人が少ない

2つ目のデメリットは、高年収の求人が少ないことです。JAICは20代の若年層をターゲットにした求人が多く、どちらかと言えばライトな職種で求人を出している企業がほとんどなので、必然的に高年収の求人は少なくなります。

JAICの求人を確認し、さらに高年収の求人を希望する方は、「ビズリーチ」や「リクルートダイレクトスカウト」の利用をご検討ください。ハイクラスの求人を多く扱っているため、高年収を求める方に向いています。

アドバイザーの意向が強く反映される

アドバイザーの意向が強く反映されることもデメリットに含まれます。アドバイザーのサポートが充実している分、そのサポートを主体に就職活動が進行するため、自分の意志よりアドバイザーの意向が強く反映されるケースがあります。

もちろん、すべてがこのケースに当てはまるわけではありませんが、少なからず可能性はあるので、納得いかない場合は担当者に相談しましょう。アドバイザーが自分に合っていない場合は、担当者の変更依頼も可能です。

無料で受けられる!JAICの4つの研修制度を紹介

JAICの4つの研修制度

JAICは社会人経験が少ない人を対象に、完全無料の研修制度を4つ用意しています。それぞれ特徴が大きく異なるため、JAICの利用を検討している方は事前にご確認ください。

  1. 就職カレッジ
  2. 就職カレッジ 女性コース
  3. 就職カレッジ 中退者コース
  4. 新卒カレッジ

それぞれの内容を1つずつ解説します。

  1. 1就職カレッジ

    標準の「就職カレッジ」は、フリーター・大学中退・既卒・第二新卒を対象にしたコースです。18~35歳が対象で、未経験から正社員への就職サポートが受けられるほか、安心して長く働ける企業を中心に紹介してもらえます。

    研修内容は、基本的なビジネスマナーや履歴書・面接対策、自己分析、企業研究などさまざまです。JAICはこの研修を設けていることで、転職成功率81.1%という高い数値を実現しているのです。

    研修を一通り受講した後は、未経験者を採用したい優良企業約20社を集めた「集団面接会」が開催されます。この面接会では書類選考なしで企業と面接できるため、最短2週間前後という短い期間で内定を獲得できます。

    通年開催の拠点一覧
    • ・神保町本社
    • ・横浜支店
    • ・大阪支店
    • ・東北支店
    • ・名古屋支店
    • ・広島支店
    • ・九州支店
    不定期開催の拠点一覧
    • ・札幌出張所
    • ・千葉出張所
    • ・大宮出張所
  2. 2就職カレッジ 女性コース

    「就職カレッジ 女性コース」は、18〜35歳の女性専用コースです。就職支援実績は23,000名以上であり、入社後の定着率は91.5%です。

    このコースでは第二新卒やフリーターなど、社会人経験の少ない女性を対象に、キャリアチェンジを手厚くサポートしています。コースに参加すれば、女性が考えるべき今後のキャリア、就活メイク、企業の選び方などが無料で学べます。

    就職カレッジの中には集団面接会も含まれており、書類選考免除の上、女性が働きやすい有料企業約20社と面接できます。

    開催拠点
    • 神保町本社
  3. 3就職カレッジ 中退者コース

    「就職カレッジ 中退者コース」は、大学・短大・大学院・専門学校を中退した方が対象のコースです。未経験者の割合は98.1%で、就職成功率は90.7%以上です。

    社会人経験の少ない中退者を専門に、正社員転職のサポートをしてくれます。本コースでは中退者を専門とした就活講座として、中退という経歴を活かす就職活動のやり方が学べます。

    コース利用者は書類選考が免除され、中退者を採用したい優良企業約20社と面接し、入社後も手厚いサポートを1年超受けられます。

    開催拠点一覧
    • ・新保町本社
    • ・大阪支店
  4. 4新卒カレッジ

    「新卒カレッジ」は、23新卒の就職支援をサポートをするサービスです。大学提携数は102校で、就職成功率は74.7%と高い実績を誇ります。

    新卒カレッジを通して就職することで、雰囲気の良い会社、新卒社員を2〜3年かけて育てようと思っている会社、ビジネスモデルがしっかりしている安定企業、コツコツ型でも頑張れる会社に入社できる可能性がグッと高まります。
    また、JAICが企業側に「選考期間を短くしてほしい」という依頼を出すため、通常の選考よりも早く進められるのが利点です。さらにJAIC利用者限定で、書類選考なしで優良企業約15社と面接できるイベントに参加できます。

JAICの評判を利用者の口コミから紹介

JAICを実際に利用した人の口コミを紹介します。「評判の良い口コミ」と「評判の悪い口コミ」をそれぞれ見ていきましょう。

評判の良い口コミ

25歳 男性 サービス業
前職を辞めて数年経っていたが、研修でビジネスマナーを学び直せたので、安心して働くことができた。研修は意外と大変だったが、その分自分のスキルとして習得できたのでよかった。講師の話も面白く、印象に残った言葉がいくつかある。その言葉を聞いて、「自分もそんなビジネスマンになりたい」と思うようになった。
20代 女性 営業
研修は一人ではなく複数人で受けたのですが、最初は気が合わなくてあまり話せませんでした。しかし、研修を一緒に頑張っていく内に話せるようになり、転職成功後も連絡を取り続けるくらい仲良くなれました。これまでの転職サービスでは、こういった研修を受けてこなかったため、とても新鮮な気持ちです。
27歳 女性 IT系
キャリアアドバイザーのサポートが手厚く、そのおかげで面接を落ち着いてやり遂げることができた。面接対策や書類添削など、充分すぎるサポートを担当者から受けられた。入社後もLINEで気軽に相談できる点も魅力的。

評判の悪い口コミ

25歳 男性 営業
就職カレッジを受ければ書類選考なしで面接できると聞き、JAICに登録しましたが研修が思いのほかキツく、途中で断念してしまいました。私にはレベルが合っておらず、とてもハードに感じました。ただ、早い段階で向いていない職種がわかったので、利用したことに後悔はありません。
23歳 男性 IT系
経験が少なくても転職できると聞いたため、業界未経験でJAICに登録しました。しかし、自分のレベルが低すぎたのか、営業以外の職種をあまり紹介してもらえませんでした。結局、好みの求人が見つからなかったため、別の転職サービスを使うことになりました。
24歳 女性 製造業
フリーターから正社員への転職を試みたが、アドバイザーが合わなくて上手くいかなかった。アドバイスや説明が抽象的で、参考になるものが少なかった。また、強い口調で接してくることもあり、対応がイマイチだと感じてしまった。

口コミの評判まとめ

利用者の口コミを見てみると、「研修がタメになった」「アドバイザーがしっかりサポートしてくれた」という感想が多かったです。求人紹介だけでなく、面接対策や書類添削なども手厚くサポートしてくれたようです。

一方、研修のレベルが高く、キツいと感じていた利用者もいました。研修が終われば高い確率で就職できるということもあり、難易度は少し高めに設定されているのかもしれません。

とはいえ、「研修がキツかった分自分のスキルになった」という絶賛コメントが多く寄せられています。

転職を成功させるためのJAICの上手な活用方法

JAICを上手に活用する方法は、大きく分けて3つ考えられます。JAICの利用をスムーズに進めるためにも、以下の詳細をご確認ください。

  • 不安や悩みはキャリアアドバイザーに相談する
  • 企業研究のための材料や資料を集める
  • 有料の研修会に参加する

それぞれを順番に解説します。

不安や悩みはキャリアアドバイザーに相談する

JAICの上手な使い方1つ目は、転職に関する不安や悩みを遠慮せずにキャリアアドバイザーに相談することです。若年層に特化した転職エージェントであるため、これまでの実績から若年層向けのノウハウをたくさん持っています。

一人で抱え込むよりも、転職の希望や不安を担当者に相談すれば、安心して就職活動を進められるはずです。また、担当者に不安や希望を伝えることで、好みの求人を紹介してもらいやすくなります。

企業研究のための材料や資料を集める

企業研究のための材料や資料を集めることも大切です。JAICの求人では「未経験者OK」の案件が多いものの、初めて挑戦する職種や業種の場合、不安に感じてしまう方もいるはずです。

企業研究のための材料となる資料やデータをたくさん集めることで、面接への不安を和らげることができます。また、気になった企業をキャリアアドバイザーに相談すれば、内部情報を教えてもらえたり、ミスマッチを予防できたりもします。

有料の研修会に参加する

社会人経験が浅いことに不安を感じる方は、JAICが行っている有料の研修会に参加してみてください。有料の研修会には、以下のような種類があります。

  • 階層別研修
  • 7つの習慣®研修
  • 原田メソッド®研修
  • リーダーカレッジ

有料研修は基礎的なものから、応用レベルの高難度のものまであります。研修内容はスキルレベルや役職に応じて細分化されているため、自身のレベルに合った研修を選択しましょう。

JAICを通じて有料研修を受ける場合は、公式サイトから申込みを進めます。研修によって開催時期や開催場所、料金などが異なるため、事前に確認してから申込みましょう。

面談の流れは?JAICの登録から利用まで

JAICの登録から応募後の面接、内定・入社までの流れを解説します。事前に利用の流れを把握しておけば、トラブルなくスムーズに就職活動を進められるはずです。

  1. JAICへの会員登録
  2. キャリアアドバイザーと面談
  3. 無料就職講座を受講
  4. 集団面接会に参加
  5. 内定・入社

各ステップを順番に見ていきましょう。

STEP
JAICへの会員登録

まずは、JAICの公式サイトから会員登録を行います。現在の状況や簡単な情報を入力すれば、JAICへの会員登録は完了です。登録後、キャリアアドバイザーから連絡があり、担当者との面談予定日を決定します。

STEP
キャリアアドバイザーと面談

予定日になったら、キャリアアドバイザーと面談を行います。対面での面談が基本ですが、新型コロナウイルスの影響により、オンラインでの面談も実施可能です。面談では、以下のような内容を話し合います。

  • 簡単な自己紹介
  • 職歴や経歴、仕事内容の確認
  • 就職・転職する理由
  • キャリアプランの共有
  • 転職先に求める条件の確認

面談で話し合った内容をもとに、担当者は求人を探していくため、キャリアプランや希望条件を伝え忘れないようにしましょう。

対面で面談する場合は、ラフな格好ではなくスーツやオフィスカジュアルが推奨されます。アドバイザーからは、服装のアドバイスを受けることも可能です。履歴書や職務経歴書を忘れずに持っていきましょう。

STEP
無料就職講座を受講

転職者の条件に合った無料就職講座を受講します。この研修では、社会人に必要なビジネスマナーから、履歴書・面接の対策方法まで、幅広く学習できます。就職後も役立つ内容なので、聞き逃さないよう真剣に受講しましょう。

なお、現在は新型コロナウイルスの影響により、スマホ等のオンライン講座が基本です。

STEP
集団面接会に参加

無料就職講座が終わった後は、集団面接会に参加します。この集団面接会では、書類選考なしで優良企業複数社と同時に面接を行います。

最初から企業の人事部と面接ができるので、内定までのスピードが早いのが特徴です。面接対策は無料講座内で行うため、安心して面接に臨めます。

STEP
内定・入社

集団面接会を経て内定が出れば、就職活動は完了です。内定後の確認書類を十分にチェックし、入社手続きを進めましょう。

JAICでは、入社後も継続して担当者からのサポートを受けられます。疑問点や不安点があれば、気軽に担当者に相談しましょう。

なお、JAICに登録してから内定が出るまでは、最短2週間前後だとされています。他の転職支援サービスに比べて内定までの期間が早いため、「できるだけ早く就職・転職したい」という方におすすめです。

求人は断れる?JAICのよくある質問

最後に、JAICのよくある質問をQ&A形式で3つ解説します。まだ不安点や疑問点が残っている方は、以下の内容をご確認ください。

JAICと転職サイトはどう違うのでしょうか?
双方ではサービスの対象年齢が異なります。
一般的な転職サイトでは、20~50代まで幅広い年齢層に対してサービスを展開しています。一方、JAICでは若年層に特化した転職支援を行っています。
若年層に対象者を絞っているからこそ、未経験者を積極的に受け入れる企業が多く、就職活動をより効率的に進めやすいのです。

また、一般的な転職サイトは利用者が気になる求人に応募し、利用者が面接日などを自身で調整していくことになります。その一方、JAICでは専任のキャリアアドバイザーが転職活動をサポートしてくれるため、普段の仕事が忙しくても転職活動を進めることができます。
就職活動をずっとしていますが内定が出ません。それでも利用できますか?
もちろん利用可能です。内定が出るまで手厚いサポートを受けられます。
他の転職支援サービスで内定が出なかった方でも、JAICを利用して就職が決まった方は多数います。就職成功率を高める研修を受けることで、いままで内定が出なかったフリーターも正社員転職を成功させています。
紹介してもらった求人は断れますか?
必ず応募する必要はないため断ることも可能です。
キャリアアドバイザーは、利用者の意向に沿った求人を紹介してくれます。しかし、場合によっては好みではない場合もあるでしょう。
そんな場合は、紹介してもらった求人を断ることで、新たに別の求人を提案してもらえます。「紹介してもらったら必ず応募する」というルールは存在しないため、気軽に断ることができます。

JAICと合わせて登録したい転職エージェントはこちら

ここまで、JAICの求人数や対象地域、研修内容を詳しく解説しました。

JAICは「エージェント型」のサービスですが、一般的なものとは少し異なります。完全無料の就職講座を受けることで、社会人に必要なビジネススキルが身につき、書類選考なしで複数企業と面接を行えます。

とはいえ、JAICは完璧なサービスではありません。以下の他サービスを比較した上で、JAICの利用を検討してみてください。

サービス名 特徴
マイナビエージェント ・20代向けの転職エージェントで満足度No1
・20代の登録者数No1
・サポートが手厚い
リクルートエージェント ・総求人数No1、非公開求人も多数
・業界最大手で知名度がある
・幅広い業種、職種の案件を取り扱っている
dodaエージェント ・求人掲載数が多い
・年収査定ができる
・幅広い業種、職種の案件から厳選して紹介してもらえる
ハタラクティブ ・職歴・学歴・スキルを重視しない求人を多数抱えている
・キャリアプランが決まっていない人でも利用できる
・専任の就活アドバイザーに相談しながら転職活動を進められる
DYM就職 ・既卒・フリーター・ニートの就職に強い
・就職できるまでエージェントの手厚いサポートを受けられる
・多数の優良企業を紹介してもらえる
就職Shop ・利用者の9割近くが20代
・未経験者向けの求人がたくさんある
・100%直接訪問して取材した企業だから安心

転職支援サービスの利用は、必ずしも1つに絞る必要はありません。就職希望者は平均2社のサービスに登録し、就職・転職を進めています

サービスを複数同時に利用すれば、紹介してもらえる求人数が増えるため、希望に沿った求人をより見つけやすくなります。ぜひ他のサービスの特徴も確認し、好みの転職支援サービスを見つけましょう。

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