フリーターから正社員へ!採用担当者に響く志望動機と書類作成のコツ
「正社員を目指して応募したいけど、履歴書に何を書けば良いのかわからない…」
フリーターから正社員を目指すとき、一番悩むのが志望動機ではないでしょうか?
この記事では、書き方のポイントと実際の例文を使って、「採用されやすい志望動機」の作り方を紹介しています。
志望動機に書くべき3つの要素
企業は特に、応募者が正社員を目指す理由を知りたいと考えます。フリーターから正社員を目指すうえで志望動機に書くべきポイントをおさえましょう。
フリーターとして働いていた理由(簡潔に)
前向き:夢を追っていた/家族の事情/好きな業種に絞っていた
後ろ向きでもOK:「やりたいことが見つからなかった」と正直に書く
→ ただし、「だから今はこう考えている」と未来につなげることが大切
【NG】「なんとなく働いていた」「不真面目だった」などの否定的な言葉
【OK】「目標が定まらず、試行錯誤する中で自分の方向性を見つけた」
なぜ正社員を目指すのか
安定を求めたとしても、「安定=自分のため」だけではNG
正社員として何を実現したいか、どう貢献できるかを明確に
【NG】「正社員は社会的信用があるから」
【OK】「長期的に責任ある立場で働き、業務改善に取り組みたい」
なぜこの会社か + 入社後の目標
「どこでもいい」ではなく「なぜこの企業なのか」が超重要
企業の事業内容、サービス、理念、強みをリサーチしてリンクさせる
【NG】「御社の理念に共感しました」だけ
【OK】「貴社の地域密着型のサービスに共感し、前職の接客経験を活かせると感じた」
志望動機の作成に役立つテクニック
- 具体的な数字・実績・経験を入れる
- 書類のフォーマットは統一感が大事
・「接客」→「1日平均50名以上の来店客へ対応」
・「SNS運用」→「Instagramフォロワー数を半年で2倍に増加」
・フォント:MS明朝・MSゴシック
・文字サイズ・行間を整える
・誤字脱字ゼロチェック(第三者チェック推奨!)
志望動機の例文(要約)
- 学生時代の経験を活かす例
- 一度就職した経験がある例
- 夢をあきらめて決断した例
学生時代に作ったホームページが楽しかった → IT企業の研修制度に魅力を感じた → 将来はエンジニアとして活躍したい
→ 一度は保険会社に就職 → 合わなくて退職 → 現在はWeb企業でアルバイト → 興味ある分野で正社員を目指す決意
→ 俳優を目指して上京 → 夢を追って12種類のバイトを経験 → 接客業にやりがいを感じた → 営業職で貢献したい
志望動機を書くときの注意点5つ
- 自分の経験をベースに、自分の言葉で書く
- 企業ごとに内容を変える
- 面接で話せる内容にしておく
- 待遇だけにフォーカスしない
- フリーターを卑下しない
例文のコピペNG。あくまで「自分の話」にすること!
全社コピペはNG!その企業への熱意を表すためには、企業研究も必須。
書いた内容を聞かれて答えられないと逆効果。
「安定したい」「福利厚生がいい」だけでは意欲が伝わりません。
自分を否定せず、ポジティブに転換して伝えること。
書類通過率を上げるためのチェックリスト
✅フォーマットと表記は整っているか
✅志望動機は企業ごとに変えているか
✅自分の経験と企業のニーズがマッチしているか
✅志望動機の中に入社後の目標があるか
✅自分の成長ではなく、企業への貢献に焦点を当てているか
書類は「面接の土台」。採用担当者の目線で見直すクセをつけましょう。
まとめ:志望動機で大事なのは「企業への貢献」
企業が一番見ているのは「この人が入社後に貢献してくれるかどうか」。自分の経験 + 企業にどう貢献できるか を伝えることが、良い志望動機につながります!
・志望動機は「なぜその企業か」を明確に
・フリーター歴も立派な経験。自信を持って伝えること
・書類は採用担当者との最初の接点。ミスや曖昧さはNG!
採用担当者の視点を意識し、企業が求める人材像に自分を寄せて表現しましょう。